三つのキーワード

Hearthでは、三つの言葉をキーワードにして、プログラムを用意しています。

heart(こころ)

Heartの同意語には、spirit(精神)、 soul(魂)、 center(中心)、 core(核)、 affection(愛情)、 love(愛)などがあります。
まなぶ、きれいにする、おしゃべりする、くつろぐ、つくるなど、Hearthで行うことにはすべてheartがこもっている。
そんな活動になればと思います。逆に言えば、heartがこもっていなければ意味がないということです。

earth(地球)

Earthという言葉からは、人間がその存在を頼っている自然やその他いろいろなものを連想します。
また、人間はそういうものとお互いに影響を及ぼし合っていることにも思い至ります。
Earthのお陰で、hearthに使う石、燃料となる木、煮炊きに食材、鍋を作る金属、食器を作る土など、私達はいろいろなものを手に入れることができます。
Hearthでは、庭、野菜、食事、陶器などいろんなものを作って、Earthに感謝と敬意の気持ちを伝えます。

art(アート)

Artとは、skill(技)であり、craft(創作物)です。
これには、イメージの創作も含まれます。
Artは時に美しいと認識され、時に美しくないと認識されることもありますが、いつも変わらないことは、その源は私たちのこころの奥深くだということであり、このことによって、私達のこころは癒されるのだと思います。
Hearthでは、創作活動に関して正直でありたいと思っています。
出来上がったものだけでなく、創作の過程にも目を向けます。
そして、どちらについても良し悪しの評価することはありません。
Hearthでは、創作を実感することを重視します。説明は求めません。
創作を感じるのではなく、頭で理解しようとすると、分析や批判が始まります。
分析や批判が始まると、創作が与えてくれる作品との豊かな関係が断ち切られてしまうのではないかと思うからです。

最後に Fire(火)

Hearthでは、誰もがこころの奥に灯っている火と対話し、それを表現できるようになります。
こころの火はどこへでも持っていくことができます。
そして、あなたの周りの人々も、それぞれの火を探し始めるのです。